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有限会社旭無線パーツセンターは、本州最西端の下関市にある電子部品専門店です。

PLbox

■■■ 可搬型LAN回線接続ボックス ■■■
PLbox:PLB-050型
関連資料:LANケーブルとリールのQ&A クリック

▼LAN接続に必要なもの一式、PLbox にセットして移動、即座に回線構築▼
 
① 多数のケーブルと機器とケース
 
③ ケーブルの保護とノイズ低減して何処でも簡単接続
 
② 用途に合わせて収納

どこでも設置のLAN接続ボックス
イベント・防犯・計測など、頻繁なカメラやパソコン接続の省力と情報漏洩防止!


PLB-050型:可搬型LAN回線接続ボックス(Portable LAN line connection Box)は、LANケーブルの延長や分配を現場状況変化に応じて自在に組合せできるなど、LANケーブルの移動やPoE機器接続状況に対応して、作業省力とキンク予防やノイズ低減で通信安全目的に用いる移動用トランクです。
 とくに工事現場の仮設カメラや計測・検査作業のように頻繁な設置場所移動が必要な用途では、仮設電気工事が不要になるので大幅な経費削減ができます。

★ PLboxの構成(部品名と適用部位及び効果は(色名)で表示してあります。)
 LANケーブルリールLAN-050型を組込したアルミ製のトランクで、多目的に使えるフリーアレンジメント構造です。 収納するLANケーブルや接続機器などは、目的用途に合わせて自由に組み合わせできます。

☆ PLbox の最大収納量
 LANケーブルは、UTPケーブル外径約5.1φを【比較基準のケーブル】にした場合、約50mの長さが収納できます。 蓋側の機器取り付サイズは、厚さ44㎜でB5サイズ以下の箱型であれば、ベルトと固定ツマミ (黄)で十字状に押えて固定できます。  その他、接続ケーブルをはじめOAタップや保守用品も面ファスナーで自在に固定できますので、使用目的やお仕事に合わせて自由にアレンジして収納・移動できます。
 
ケーブル穴と吸気ファン
(排気は左右の通線口)
 
蓋内面に機器などを取付
(写真:納入時の備品入れ)

左からリール・OAタップ・ファン
(OAタップはSW/ランプ付)

☆ LANケーブルのセット
 組込みの
【LANケーブルリール】LAN-050型には、1~6本の比較基準のLANケーブルを合計長さ50m程度巻込みでき、【キンクの発生原因と影響】の様なLANケーブルの絡みや捩れを防ぎ、致命的な障害になるケーブルキンクを予防します。

セットは簡単、プラグごと通線

ケーブルは変形なしにクランプ

機器の接続余長をとって固定

☆ 複数本のLANケーブルは、なるべく整列させて自然に巻き込みします。 
 作業時はPLbox を机の上に置くなどして、ケーブル通線口左(白)がLANケーブルよりも少し高い位置で巻き込みすると、LANケーブルの自重と引き込み張力で、ケーブルの巻き癖が修正されて綺麗に巻き込む事ができます。

☆ LANケーブルリールには
 ノイズ障害や発熱防止のため電源ケーブルなど、LAN回線以外の配線を共に巻込みできません。 使用するケーブルの詳細説明は【移動作業に用いるケーブル】をご覧ください。

☆ 設置条件変更や延線移動が多い作業では
 別売のLANケーブルリール:LAN-050型に、使用目的に合わせたLANケーブルを収納、交換用として準備しておき、必要なときにLANリールごとケーブル交換することで効率よく作業できます。

ゴムバンド(青)で固定して巻込み

リールは簡単に取り外して入れ替え

用途変更時は予備ケーブルごと交換

☆ 収納機器のセッ
 *本体蓋内側の機器取り付けは、面ファスナーにより仮止してツマミネジ小(黄)の締め付けで、様々な形状やサイズの接続機器・計測器・ケーブルなどが簡単に取り付固定できます。
 *蓋内側に取り付できる機器の大きさは、厚さ45㎜(1U)以下、縦300㎜X横180㎜(B5サイズ程度)以内の大きで、重量3Kg以下であれば取り付できます。 小電力のルーターやスイッチHUBなどの機器であれば、側面の吸気ファンにより内部の熱こもりをケーブル通線口左右(白)から排気します。
 *蓋内側 右2個所に取り付のツマミネジ大(藍)は、収納機器などの電源コード余長を巻き付けるためのコードフックとして使用します。 電源コードからの外来ノイズ防止のためにLANケーブルとは別にして、なるべく離れた位置に巻き込みします。
 *AC電源接続用の3口/スイッチとランプ付きのOAタップが付属しています。 アース付きACプラグ使用の場合は、変換アダプターを使って接地端子(緑)の蝶ネジにアース接続します。

ストッパーに機器の縁を当て固定
機器固定ツマミ(黄)とベルトで
固定するので形状も大きさも自由。
右ツマミ(藍)は電源コードフック。
右下ネジ(緑)は接地接続端子。

*必要な器材一式を入れて移動
*あきスペースには予備ケーブル

*ケーブルの延線も片付も簡単
*必要な物一式で即座に設置


*障害の生じ易い部分を一括して保護
*布線作業はケーブルを引き出して接続
★ 省力と安全対策
 
*PLbox には、LANケーブルリールの組込により、LANケーブルの致命的な障害になる
【ケーブルキンクの予防】と、汎用LANケーブルを【用途転用した場合の安全性】に配慮したうえで、本体のケースは強度と外来ノイズと静電気対策の目的から全面アルミニューム材質で構成してあります。
 
*内部に接地ポイント(緑)蝶ネジが設けてありますので、設置場所の接地ブスバーなど、完全な外部接地回路に接続してから、トランク内部機器の接地ポイントとして使用します。
(*内部収納機器用の接地です。LANケーブルの接地回路には接続しません。)
 
*その他、OAタップなどLAN回線構築に必要な物一式を収納して、移動先で即座に延線設置でき、作業省力と通信安全に役立ちます。 

★ ケーブルの巻き込み・引き出し・接続
 *PLbox 内の接続作業は、Ⅰ・全ての接続回線開放と電源OFF状態を確認してから行うこと。 
 Ⅱ・リール上のケーブル端末は、フック付きゴム(青)でリール周囲の穴で押えて、リールの回転を妨げない。 Ⅲ・機器やLAN回線への接続は、布線作業が全て完了してから行う。 Ⅳ・LANケーブルの移動を伴う作業では、安全のため【用途転用した場合の安全性】や【移動と静電気帯電】の資料を参照してください。
 *PLbox の置き方は接続の完了後、立てても寝かせても使用できますが、冷却フアンなしの機器収納では、空気の対流方向や通気穴の位置に注意が必要です。 例として計測作業の現場などでは、寝かせたPLboxの上にパソコンを載せて作業台代としている例を見かけますので、放熱などの温度条件に注意してください。
 *蓋側に取り付の機器周囲の隙間には、予備のLANケーブルなどが面ファスナーのベルト(橙)を使って収納できます。 スイッチHUBやPoEインジェクターなど接続機器の付属ケーブルが一括して収納でき、移動時には嵩張ることなく持ち歩けます。

★ケーブル布線・接続上の注意
 PLbox の設置が保守・緊急・仮設の現場などで、LAN回線の延長・分配・迂回を行うなど、臨時のLAN回線構築やノイズ環境の悪い場所で使用することから、安全なLANケーブルの布設を行うため概ね以下の注意が大切です。
 *a 接続目的に適合したケーブル、カテゴリと芯線構成を確認して、必要長さ+ゆとりある余長のケーブルを巻き込みします。
 Ⅰ・伝送距離を越える長さのLANケーブル巻込みは、通信速度の低下や通信途絶が生じます。
 Ⅱ・布線経路中に規定数以上の中継コネクタが介在すると、通信距離や伝送速度に影響します。
 Ⅲ・内部機器に接続のLANケーブルは、ケーブル仕様を超える大きな曲げ半径と最小の捩じれで収まる様に布線して、蓋を開閉しても変形やストレスが生じない様にします。
 Ⅳ・PoE機器接続の場合は、電力消費の面から芯線が太いLANケーブルを使用します。 布線とPoE接続機器の注意などは【PoE機器の接続に使用】で条件を確認してください。
 *b 複数本のLANケーブルで分配接続を行う場合は、回線相互のバランスに配慮が必要です。
 Ⅰ・LANケーブルは、全て同じ特性が理想です。 既存ケーブルの使用時は特性確認が必要です。
 Ⅱ・複数のケーブル巻込みは同じ長さにします。 ケーブル引き出し時の作業性も良くなります。
 Ⅲ・LANケーブル相互の干渉が生る場合は、リールから引き出すことで改善できる場合があります。
 Ⅳ・仮設用途などで頻繁にLANケーブル交換が必要な場合は、【作業範囲とケーブルの長さ】例のJIS C 5063の標準数列に準じた長さで揃えて置くことをお勧めします。
 *c PoE給電を行うLAN回線構築では、LANケーブル特性と共に放熱に対する配慮が必要です。
 Ⅰ・巻込するLANケーブルは、接続機器の指定以上の特性で両端末間に接続や中継が無いこと。
 Ⅱ・LANケーブル特性(Cat.)のチャネル布設距離を確認して、回線の合計距離はそれ以下のこと。
 Ⅲ・PoE接続機器の収納時は温度に注意、ファンで放熱不足の場合は蓋を開いて運用すること。
 Ⅳ・ケーブル通線穴(白)は放熱排気口を兼ねていますので、 塞がない様に注意が必要です。
 Ⅴ・LANケーブルのセット前に4対のツイストペアが、正しく接続していることの確認が大切です。
 Ⅵ・設置場所は直射日光や温風の影響がない、涼しく風通しが良い場所に設置してください。
 *d 設置場所のノイズと作業中の静電気対策は、現場状況で変わります以下概略の注意です。
 Ⅰ・建設現場などは溶接や電動機の激しいノイズの発生があり、PLbox のアース接続は必須です。
 Ⅱ・データセンターメンテナンスなどでは、ブスバーなど最も確実なアース端子に接続して下さい。
 Ⅲ・接続用のアース線(緑)は、クリップと棒状端子が備えてあり、様々な接地条件に対応できます。
 Ⅳ・LANケーブルの延線では、【静電気除電とアースについて】の安全対策が欠かせません。 
 Ⅴ・布線作業は【耐用期間の考え方】の通り、移動の程度や使用頻度に注意してください。

★ PLboxの概略仕様 
 仕様または機能は、技術改善などで、予告なく仕様変更する場合がありますのでご了承ください。
 なお、付属品として同梱の電源タップなどの仕様は、各メーカー表示の内容をご確認ください。
☆a トランク部分
 *外形サイズ:L470(480)㎜ x W440(350)㎜ x H180(105+75)㎜( )は突起部含む。
 *重量:約6Kg (ケーブルや機器類は含みません。)
 *LANケーブルリールの収納量:Cat5e・UTP・外形5.1φ、比較標準ケーブルで約50m
 *接続機器類の取り付サイズ:厚さ44㎜(1U)で190㎜ x 300㎜以下の箱型または、袋など。
 *その他の収納品量:接続予備ケーブル、電源コードなどを合計30m程度。
☆b 組み込みLANケーブルリール部分 (LANケーブルは含みません。)
 *LAN-050型:直径295φ・高さ115mm・リール重量700g
☆c 製品構成と付属品
 Ⅰ・本体トランク(構成品組込み済み)・・・・1    Ⅱ・LANケーブルリール(組込み済み)・・・・1
 Ⅲ・AC電源タップ(組込み済み)・・・・・・・・・1    Ⅳ・吸気ファン(組込み済み)・・・・・・・・・・・・・1
 Ⅴ・アース接続線5m(緑)クリップ付・・・・・・1     Ⅵ・ケーブル端末固定ゴムバンド(青)・・・・・1
 Ⅶ・マジックベルト(橙)・・・・・・・・・・・・・・・・・4     Ⅷ・肩掛けベルト(黒)・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
 Ⅸ・トランク鍵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2    Ⅹ・備品入れ(クリアケース又は袋)・・・・・・1
 Ⅺ・取扱説明書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 添付1部   
 Ⅻ・予備LANケーブルリール・・・・・・・・・・ オプション品、LAN-050型、・・・必要数別売。

★PLboxのお見積りについて、
*PLbox:PLB-050型には、上記「☆c 製品構成と付属品Ⅰ~ⅩⅠ」が付属していますが、仮設や計測作業などでケーブル布設内容の変更が頻繁にある場合は、別売オプション品の“LAN-050型”LANケーブルリールに必要量のケーブルを収納準備しておくことで、作業用途に合わせて即座に交換出来ます。 本体と共にお見積りの場合は、お見積り時に「別売オプションのLAN-050型」と数量を明記してお知らせください。
*LANケーブルリールPLB-050型には、LANケーブルは付属しませんので、お手持ちのLANケーブルを巻込み収納してご使用ください。 また、特殊な長さのLANケーブルやコネクタ加工が必要な場合は、LANケーブルの販売業者などに御相談ください。


主な取扱メーカー・ブランドなど
タカチ電機株式会社
オムロン
富士電機
IDEC
パナソニック電工
三和電気計器
日本開閉器
ミヤマ
サトーパーツ
イーケイジャパン
三和コネクタ研究所
サンハヤト
ホーザン
太洋電機産業 goot
HAKKO
マル信無線電機
フジクラ
オーナンバ
冨士端子工業
大同端子製造
ニチフ
エンジニア
ノボル電機


その他多数あります

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営業時間 : 9:00~18:30


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